遠恋~君と恋をした日々~
「いいから!椿は部屋へ戻れ!」
「も―お兄ちゃんのケチ!椿そんなお兄ちゃん嫌い!」


ぷんすか怒って椿ちゃんは部屋へ戻っていった


「・・・いいの?」
「あぁ、いいんだよ。いつものことだしな」


ははっと笑って桜庭は自分の部屋へあたしを案内してくれた


「適当に座って?俺なんか飲みもの持ってくるわ」
「ありがとう」


何も考えずにベッドの上に座った


ふっかふかだなぁ


それにしても、片づいてるなぁ


綺麗に整頓されてる


本ばかりある部屋だなぁ


しかも、ミステリー小説だし











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