遠恋~君と恋をした日々~
「凪―――――っ!!がんばれぇぇぇぇぇぇぇ」


嬉しいと思ったら、凪に声援を送っていた


・・・あ


凪が一瞬、ほんの一瞬だけあたしを見た気がした


でもすぐに、目をそらして一気に走ってボールをけってゴールに入れた


「きゃぁぁぁぁ!!すご―――――いい」


あたしはもう、興奮状態だった


凪がかっこよすぎて、声援を上げまくっていた


そんなあたしと一緒に莉那も声援を一生懸命洸君に送っていた


ピピ――――――――――っ!!


前半終了のホイッスルが鳴った


前半の結果を放送で知らせていた中、あたしは持ってきたお弁当を準備していた


莉那は前半が終わったと同時にトイレへ行った


凪は監督やコーチに話を聞いている








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