遠恋~君と恋をした日々~
「あ――――、腹減ったぁ」
「俺ももう腹ペコ」


莉那と2人でしゃべっていたら、凪と洸君が来た


おなかをさすりながら2人同時に『お弁当!』といった


凪はあたしの隣に、洸君は莉那の隣に腰を下ろした


「凪すごかったよぉ!すっごくかっこよかったぁ」
「まじ!?咲希ちゃんと見ててくれたんだな!俺咲希からの声援ちゃんと受け取ったぞ!」


よかったぁ、声援届いてて


「莉那の声も聞こえたぞ?」
「本当!?洸のためにあたし後半も精一杯応援するからね!」


そーいって莉那は人目も気にせず、洸君のほっぺたにキスをした


「キャッ!」


びっくりしたあたしは、とっさに手で顔を覆ってしまった


人のキス初めてみたぁぁぁぁぁ・・・


なんか刺激強すぎ・・・


「・・・咲希」


いきなり名前を呼ばれ、動揺して橋で持っていた卵焼きを落とした


「俺にもして?そしたら後半ももっと頑張れるような気がする!」


凪の発言に、あたしは目を大きく見開いた









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