遠恋~君と恋をした日々~
「「が――――ん――――ば――――れ―――――っ」」


莉那と声を合わせてまた、応援をした


一本一本丁寧にそして器用にゴールへ運ぶ凪と洸君


そんな2人の姿に、キュンッとなった


2人ともかっこいいよ


「莉那、あたしらの彼氏はかっこいいね」


あたしは、凪のことを目で追いながら隣の莉那に語りかけた


「うん。すごくすごくかっこいいよ」


莉那もあたしを見るのをやめて、たぶん洸君を追ってるだろう


ずっと、あたしのためにサッカーしてくれるのを待ってた


あたし、しつこいかもしれない。けどね、本当にうれしいんだ


だってずっと待ってたことだから・・・・


凪のサッカーしてる姿をだれよりも近くで見ることを


これからもずっとずっと見てるよ。


誰よりも近くで・・・・・・・













< 205 / 424 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop