遠恋~君と恋をした日々~
「ねっねぇ」
「ん?」


ねぇ何考えてるの?


そんなこと聞けなくて、あたしは戸惑ってしまった


なんで今・・・喋りかけたの!?


なんも喋ることなんかなかったのに、どうしよう・・・


頭を絞って考えると、彼女の名前が頭に浮かんだ


「沖友香ちゃんって知ってる?」


友香ちゃんのこと知らないって言わないよね?


嘘だけは・・・着かないでね


「知ってるよ?俺と同じクラスだし」


ほっとした。ここで凪が“知らない”って言ったら、怪しむところだった


「今日ね、友香ちゃんと友達になったんだぁ」
「え゙!まじで!?」


・・・え。なんでそんなに焦ってるの?


なんでそんなにいやそうなの?


「今日あいつ来てたの?」
「あっうん。偶然しゃべりかけてもらったんだ」


凪はぽりぽりと頭を書き始める


ねぇ凪、何を隠してるの?









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