遠恋~君と恋をした日々~
「やばかったな」
「ほんとだよ~。危うく先生に怒られるところだったよ」


あー危なかった


久しぶりに先生の活が入るところだった


答えれなかったときのあの痛みをあたしは何度味わったか


だから、先生の行動なんてお見通しなんだ


「じゃー今日はここまで!明日39番当てるからな!」
「えぇ、あたしじゃない!」


クラスの女の子が『やだぁ~』と言った


今日でよかったよかった・・・


先生が教室から出ていったと同時に、みんなは机を動かす


そう、今は4時間目が終わったところ


みんな待っていた、給食の時間なんだ


この学校の給食はおいしいと思う


だから、みんな大好きなんだぁ


「咲希、手洗いに行こう?」
「あっ、うん!」


莉那と一緒に教室を出て、トイレへ向かった











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