遠恋～君と恋をした日々～

「話長すぎでしょあれは！いくら、受験生だからってあんな、ねっ！」
「ははっ、そうだね。でも当たってるよ・・・校長は正しいよ」
「でもぉ！あんなこと言われて悔しい！」


話を聞いていたら、校長はあたしらにこ―言った


“3年生は受験生なんだ！気をしっかりして、遊びなど行かないように！！それから、恋愛なんかしてる暇なんかないぞ！この学校の顔として・・・受験は絶対受かってもらうぞ！！落ちるやつは・・・学校の恥だ！！”


・・・って言ったんだ


最低だって思ったけど、受からなかったらは時なのかもしれない


この学校に入った以上・・・


この学校は、創立55年


55年過ぎた今でも、落ちた人はいない・・・


それは、落ちた生徒はこの学校から名前を消される


そんな学校に入って、高校に落ちた生徒はみんな泣きながらこう言うらしい


“あたし・・・プレッシャーに弱かった。でも、あの時一生懸命にならなかったから、自業自得なの。校長の言ってることは正しかった・・・”


やっぱり正しいんだ


たぶん校長は、こ―言わざる追えないのだろう


校長だって、この学校の校長になったというプレッシャーがあるのだろう


生徒を絶対に落としてはいけないという・・・


だから、この学校では塾は夏休みからは絶対に行かなければならない


めんどくさい学校に入ったもんだ