遠恋~君と恋をした日々~
「あっ、凪莉那に紹介する男の子は?」
「それがさ、今日に限って先生との3者面談でさ」
「えぇ~、じゃー凪も?」


三者面談なんて、あたしは終わってるのに


やっぱり凪の学校は人がいっぱいいるから遅いんだね


あたしの学校は人数が少ないから・・・すぐ終わるんだけどね


すぐ終わるのも嫌だけど、長く続くのも嫌だね・・・


どっちも嫌!!


「でもあいつ1番手だったから、もう来ると思うんだけど・・・」


凪がきょろきょろしだす


面と向かって話すのは初めてだ


写真だけしか見たことないからさ


どんな子なのかすごく気になる


いい人であってほしい


「莉那、心の準備はいい?」
「OK!大丈夫よ」


莉那の表情は輝いていた


よかった。今日はいい顔してるね


「・・・あ、あの人じゃない凪」
「おっおぉ、来た来た!」


「遅れてすまん!」


走ってきたのか、彼はすごく疲れていた








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