遠恋~君と恋をした日々~
「・・・き、咲希?」
「・・・きゃっ!あ・・・ごめん」
いきなりあたしの肩に手が触れた
びっくりして、椅子から転げ落ちた
「・・・咲希、どうしたの?」
「ん?あぁ、昔のこと思い出してたの」
「DV親父のこと?」
莉那にはすべて話した
あたしの体の傷の一部を見せただけで、莉那は涙を流していた
“咲希は、こんなに傷つけられたのに泣き言ひとつ言わないで生きてきたんだね。咲希の強さは本物だね。つらいことがあってもずっと笑ってたんだもんね”
あたしね、この言葉一生忘れないよ?
莉那からもらった大切な言葉だから
「それより!莉那早く返事しなよ!」
「えっ、いま!?」
コクンとうなずいて“はやくっ”と言った
莉那は、躊躇しながらも携帯を出して文字を打ち始めた
数分たって莉那が“送ったよ!”と言った
「莉那、今度はちゃんといい恋してね」
「うん。だって咲希が紹介してくれた子なんだもん!」
莉那がうれしそうに微笑んだ
莉那がうれしかったらあたしもうれしい
これが、本物の友情だとあたしは思うんだ!
「・・・きゃっ!あ・・・ごめん」
いきなりあたしの肩に手が触れた
びっくりして、椅子から転げ落ちた
「・・・咲希、どうしたの?」
「ん?あぁ、昔のこと思い出してたの」
「DV親父のこと?」
莉那にはすべて話した
あたしの体の傷の一部を見せただけで、莉那は涙を流していた
“咲希は、こんなに傷つけられたのに泣き言ひとつ言わないで生きてきたんだね。咲希の強さは本物だね。つらいことがあってもずっと笑ってたんだもんね”
あたしね、この言葉一生忘れないよ?
莉那からもらった大切な言葉だから
「それより!莉那早く返事しなよ!」
「えっ、いま!?」
コクンとうなずいて“はやくっ”と言った
莉那は、躊躇しながらも携帯を出して文字を打ち始めた
数分たって莉那が“送ったよ!”と言った
「莉那、今度はちゃんといい恋してね」
「うん。だって咲希が紹介してくれた子なんだもん!」
莉那がうれしそうに微笑んだ
莉那がうれしかったらあたしもうれしい
これが、本物の友情だとあたしは思うんだ!