遠恋~君と恋をした日々~
どんなに悪いことしても、どんなに怒らせるようなことをしても


こんな愛情のこもった叩かれ方されたことがない


いつも愛情のこもってない、いたいだけだった


ねぇ先生、この時あたしね先生に叩かれたことが嬉しいなんて絶対言わないって思ったんだよ?


だってさ、いつか言えると思ってたから


ねぇ先生、どうして・・・いきなりいなくなっちゃったの?


どうしていきなり、あたしを置いていったの?


今では、疑問に思いばかりです・・・


「バカか!!誰であろうと、お前は俺の生徒なんだ!大切な生徒なんだよ!!」


先生の言葉、嬉しかったなぁ


先生は、いつでもあたしの味方してくれたね


先生だったから、ちゃんと中学を卒業したいって思ったんだよ


先生との出会いがあたしを大きく変えてくれたんだ


先生、あたし幸せだよ?


だって、凪がいて莉那がいて先生がいてお兄ちゃんがいる


ずっとずっと、笑い合って居たかった


中学を卒業してからも、先生と話したかった


先生と一緒に中学卒業したかったなぁ













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