遠恋~君と恋をした日々~
莉那とは一緒の塾だ
凪と祐生君は違うんだけどね
でも、違うほうがいいと思った
だって、もし凪が隣に居たら集中出来ないもん
だから、あんまり凪とは逢わないで決められた時間に電話をしていた今日も9時から電話をする
「莉那さ、最近祐生君と逢ってるの?」
「逢ってないけど、電話やメールはしてるよ」
「だよね、あたしもだよ。でももうそろそろ会いたいよ」
「それわかる・・・祐生不足だよ」
莉那と笑いながら、電車に乗って塾へ向かった
電車の中でも、2人とも恋人とのメールのやり取りをしていた
会話は、少しだけしかしなかった
「あっ莉那、駅着いたよ!」
「本当だ」
夢中になりすぎて、駅に着いたことを忘れる時もあった
でも、塾へ行けばちゃんと電源を切って勉強に集中した
これも合格のために
塾も終わり、莉那と2人でジュースを飲みながら電車が来るのを待っていた
あたしがすんでるのは田舎だから、1時間に1本しか電車が来ない
こういうとき不便だ
だって、寒いのに。待たなきゃいけないのだから
電車を待ってると、誰かが話しかけてきた
凪と祐生君は違うんだけどね
でも、違うほうがいいと思った
だって、もし凪が隣に居たら集中出来ないもん
だから、あんまり凪とは逢わないで決められた時間に電話をしていた今日も9時から電話をする
「莉那さ、最近祐生君と逢ってるの?」
「逢ってないけど、電話やメールはしてるよ」
「だよね、あたしもだよ。でももうそろそろ会いたいよ」
「それわかる・・・祐生不足だよ」
莉那と笑いながら、電車に乗って塾へ向かった
電車の中でも、2人とも恋人とのメールのやり取りをしていた
会話は、少しだけしかしなかった
「あっ莉那、駅着いたよ!」
「本当だ」
夢中になりすぎて、駅に着いたことを忘れる時もあった
でも、塾へ行けばちゃんと電源を切って勉強に集中した
これも合格のために
塾も終わり、莉那と2人でジュースを飲みながら電車が来るのを待っていた
あたしがすんでるのは田舎だから、1時間に1本しか電車が来ない
こういうとき不便だ
だって、寒いのに。待たなきゃいけないのだから
電車を待ってると、誰かが話しかけてきた