遠恋~君と恋をした日々~
「...ん?」


あれ?あたし・・・何でここで寝てるの!?


「あ―――――――――――――――っ!」


失敗したぁぁぁぁぁぁ


またここで寝ちゃった


えっと何時から寝たの!?


もしかして、『今日もここで寝ちゃいそ~』って言ってから!?


1秒で寝ちゃったわけ!?


ありえない!


11時ってことは・・・2時間も寝ちゃったの!?


―――バンッ!


「どっどした!?」
「ひっ!...ななんだ、お兄ちゃんか」


いきなり入ってきたお兄ちゃんに悲鳴をあげてしまった


は―――・・・ビックリした


「ごめんなさい!大きな声出しちゃって.....」


お兄ちゃんに謝って事情を説明した


お兄ちゃんは、”なんだ”と言って笑いながら戻っていった


ごめんねお兄ちゃん、眠ってたのにね・・・


「あっそうだ咲希」
「ん?」
「明日から1ヶ月ぐらい、1人暮らしみたいなのなるけど大丈夫か?」
「え?そうなの?」
「あぁ、1ヶ月病院に寝泊りすることになってさ」
「そうなの。じゃー、なんかあったら電話してね。持ってきてほしいものとか、なるべく持っていくから!」
「咲希―――っ、ありがとうな。お前は自慢の妹だ――――」

そ―言ってお兄ちゃんは、部屋を出ていった











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