遠恋~君と恋をした日々~
お粥も食べて、またあたしは眠りについた





―――・・・
――――――・・・
―――――――――・・・


♪~♪~♪

携帯の電話で目が覚めた


「ん~...もしもし?」
「ヤダ咲希寝起き!?」
「ん?莉那ぁ?」
「はいはいちゃんと起きて!今からお見舞い行ってもい?祐生とあたしと凪君で」


莉那の言葉に、目が覚めた


凪がくるの!?


「やっちょっと今日は・・・」
「いやだめ!もう出発してるの!凪君に代わるね」


変わられても困るよ莉那ぁ~


あたし、なんも準備なんてしてないし・・・


しかもこんなラブリーな服着てるし・・・


ぼっさぼさな髪の毛だし・・・


ノーメイクだし・・・


最悪だし・・・


あたしの頭にはこんなことしかなかった


「もしもし咲希?」















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