遠恋~君と恋をした日々~
「ん~・・・」
「咲希、起きた?」


凪の声に隣を見ると、凪が隣であたしの顔をねっ転がりながら見ていた


「ひゃっ!ななななんで、なんで隣に居るのぉ!?」
「お前が俺の服つかんで離さなかったんだろ?」
「へっ!?」


凪に言われて、自分の手を見たら、しっかりと・・・掴んでいた


パッと離して、ベッドから起き上がった


「ごっごめんね!」
「いや、いいけどさ」


なんか、エッチした後みたいに恥ずかしい・・・


ってか、エッチしたことないし!


なっ何考えてんのよあたし!


「ぷっ」
「えっえっ?今笑った!?」
「だって先の表情変わっておもしいし」


凪が、おなかを抱えて笑ってる


「もっも~!そんな笑わないでよぉ」


凪をポカポカ叩いていたら、凪に手を掴まれた


え・・・なんかいい感じの雰囲気?


「・・・凪」
「咲希、抱いてもいい?」


・・・へっ!?


「抱きしめたいの?いいよ?」













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