遠恋~君と恋をした日々~
昨日たくさん寝たおかげで、朝さっぱり目が覚めた


いつものように、起きて歯を磨いてからリビングへ向かった


「おはよう!麗子さん、お兄ちゃん!」
「咲希ちゃんおはよ~、もうすぐ出朝ご飯できるからね」


麗子さんにそ―言われて、ソファに座って待っていた


数分たって麗子さんが『ご飯できたよぉ~』と知らせてくれた


椅子に座って、久しぶりの3人での朝ご飯


前までは、寝不足で最後まで寝ていたあたし


ごはんだって一人で食べていた


けど今は、受験も終わりみんなで食べることができる


「やっぱり温かいうちに食べるとおいしいね」


あたしは一人でニコニコ笑っていた


「なんだよそんなに笑って」


とお兄ちゃんも笑っていた


「やぁっと普通の生活が始まる」


あたしの言葉に、誰も何も言わなかった


ただ、黙々とご飯を食べた











「行って来ます!」
「あと卒業までがんばるんだぞ!」


お兄ちゃんの声に元気づけられる








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