遠恋~君と恋をした日々~
「うわぁ!可愛いお部屋だねぇ」
「そうかな?あたしヒョウ柄好きだからさ」
「うんうん。何か莉那っぽい」


あたしの言葉に莉那は照れ笑いをした


ヒョウがらばかりだけど、そんな濃くなくてさっぱりした落ち着いた部屋だった


「今日一日お世話になります」


頭を下げて、莉那にお願いしますといった


「も――、咲希って変なところで真剣なんだから。ゆっくりして行ってよ」
「うん!ありがとう」


そのあとかって来たお菓子とジュースを飲みながら莉那の話を聞いていた


「それでね、彼と性行為をしたのは3回なんだけどちゃんと避妊もしてたんだぁ」


避妊してたんだ。なのに赤ちゃんできちゃったのか


「莉那は・・・後悔してるの?」
「ううん。してない。さっきもいったけど、大好きな人とのこだもの。嬉しいよ」


莉那は幸せそうにそ―言った

「頑張るんだよ。ちゃんと自分の気持ち言うんだよ」
「ありがとう咲希。咲希がいてくれてよかったよ」


莉那の言葉には重みがある


『ありがとう』と言えば、本気で言ってるみたいに聞こえる


心にジーンってくる










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