遠恋~君と恋をした日々~
突然男の子が出てきて、あたしを彼女呼ばわりした


そして、肩を抱いて男の人たちに居隠している


隣を見ると、莉那もそ―されていた


「ちぇっ!男いんのかよ。なら最初っから彼氏にとってもらえばいいだろ!?」


男の人たちは怒ってどこかへ行ってしまった


あたしは力なくその場に座り込んだ


「大丈夫か?」
「・・・あっ、はい・・・」


上から声が降ってきて、大丈夫ってことを言おうとした時、彼の顔をはじめてみた


「・・・えっ・・・さく・・ら・・・ば?」


そこには、懐かしいあなたの顔


久しぶりに見たあなたの顔があった


「おぅ!久しぶり」


久しぶりに見たあなたの笑顔


幻を見てるのかと思った。好きすぎて、考えすぎて・・・


「とりあえず、ゆっくり話そうぜ」


そ―言って桜庭はあたしの手を引いて、レストランの中へ入った


もちろん莉那とその友達も一緒だ










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