今日も平和びより。


“日焼け”しやすいのは多分日焼けサロン(今でもあるのか不明だが..)に行くことが一番かもしれないが


健康的に、経済的に


を一番に考えて、まずは雲のない晴天の日に家族で大きな公園に出かける事にした。


季節は夏。


気温も高ければ、日差しも強い。


きっとこれならば簡単に日焼けも出来るだろう。


そう考えた彼は嫌がる私を強制的に連れ出し、
大きな広場でからっからの日向にシートを敷き、
暑がる私をよそに早速上半身裸になり、日光浴を始めた。


「暑い、暑い、暑い!」


暑さの苦手な私はそればかりを口にしていたが


「お前、俺の黒くなった体が見たくないンか!?」


今考えたら多分彼も相当暑くてイライラしていたと思うが、その時は必死だったのだろう。

私を物凄い目つきで睨みつけて再び寝ころがった。



< 11 / 22 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop