今日も平和びより。


人には体質があり、


すぐに焼ける人もいれば、焼けない人もいる。


彼はというと残念ながら後者だったらしい。



真っ赤になった体は数日後には元に戻ってしまった。


が、ここで諦める彼ではない。



いきなり強いのは肌に悪いから、最初は弱めでいったら?という
私の一言に渋々納得し、


日焼けクリームを握りしめ、例の広場に向かった。


「手でちゃんと塗ってや」


仕方なく少し匂いのきつい日焼けクリームを手に持ち、彼の体中を塗りたくった。


神様、こんな人の願いもどうか叶えてやって下さい。


そんな事を祈りながら、前と後ろ、それから腕と足に塗ってやった。



ところが。







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