イケメン御曹司の秘密の誘惑
「……んん…」
甘く漏れる私の吐息も、彼の舌がそっと絡め取る。
信じられない……。
彼を、……信じてはいけない。
いなくなる。
いつか、必ず…いなくなる。
私のものに…なる訳がない。
ワタシハカナラズ…
カレヲウシナウ……。
心の奥から誰かが囁く…。
それは…天使…?
それとも…悪魔?
………分からない。
天界より、一人舞い降りて……
悪魔に魂を売り渡した……
……堕天使の仕業かも知れない。