イケメン御曹司の秘密の誘惑
「お恥ずかしい話ですが…、あなたに愛する人がいる事も…全て冴子は初めから知っていました。
私は…娘を止めたんですが…、中々あなたを諦められない様でね。
私は…正直なところ、あなた方が開発したソフトを我が社の功績にする事に抵抗がありましてね、
…お返ししても良いと思ってるんですよ」
……え…。
私と潤は、九条社長を見て二人固まった。
「冴子!隠れていないでこちらに来なさい」
九条社長がクルッと振り返り声をかけた。