イケメン御曹司の秘密の誘惑
――昼休みの――副社長室…。
私の作ったお弁当を、綺麗に食べてくれた彼。
……少しくらい、…お礼を期待しても、いいじゃない…?
だけど彼は…迷惑そうに顔を歪ませて、そんな私を「面倒臭い」と言った。
……いいわよ…、別に、
いつもの事だから。
今更、驚いたり、傷付いたり、
………しないから。
そうやって、私を、
冷たい瞳で、見てもいい。
あなたになんか、
―――動じないから――。