イケメン御曹司の秘密の誘惑
Act・2 情熱と犠牲
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「…やっ…、潤…、何で…
やめ…て………っ」
レストランで偶然、比奈子を見かけた日から三日経っていた。
俺は自分の中に渦巻く戸惑いから逃げ出すように、執拗に彼女を求めた。
君の白い肌に、いくら俺の印を刻んでも……
やがてそれは消えて無くなる。
何故…何故だ。
何故、こんなに心が乱れる?
比奈子を遠ざけたのは俺だ。
見えないバリケードを張り巡らせて。
彼女もそんな俺の深い場所には決して立ち入らない。