未定
『ルー!』
「その呼び名禁止って言った!」
『良いじゃねぇかよー』

やだよ、なんだかカレールーみたいじゃない。
そうそう。
これはペットのフェンリル。
一応狼。
犬みたいだけどね。
そう言えば犬って狼と系譜が一緒なんだったね。

「で、どうしたの?」
『見ろよこれ!』
「うわぁ…首輪にリボン…」
『アリア姐さんが!』
「アリアが?じゃあ大人しく付けてなきゃ。外したら殺されるんじゃない?」
『…………………我慢する。』
「うん。その方が良いよ。」

アリアっていうのは悪魔族のお目付け役。
もう一人は天使族のシト。
二人とも仮の名前で力を押さえてる。
私の声で本名を呼ばない限り元には戻れない。
なんでかは知らないけど。
ちなみに二人は何故か猫の姿。
お目付け役っていうかペットっていうか。
それともう二人。

「ひ…いや…お嬢様、大奥様。」
「セシリア。」
「お食事のご用意が出来ました。」

セシリアは主に私の身の回りのお世話をするメイド。
天使族だけど、やっぱり生まれた時から私の世話をしている。

「そう。セシリア、ルナの部屋はどう?」
「はい。未だブレンダンが整理をしています。まだかかると。」
「じゃあ昼から少し散歩しましょうか。こちらでのルナの物を買いましょう。」
「はーい。」

ブレンダンがもう一人の世話役。
主に力仕事を担当してる。
ブレンダンは魔族だけど中級だってアリアが言ってたな。
ブレンダンは私が5歳の時にアリアが連れてきた。
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