女〜幸せのカタチ
「じゃあ、また」



徹くんは席を立った。



あたしは無言で見送る。



屈辱的な気持ちになっていた。



あたしは、なにを期待していたんだろう。





ママが徹くんに駆け寄って耳打ちする。



赤いドレスが卑猥な色に見えた。




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