女〜幸せのカタチ
「繭美、起きたのか」



飲み物を抱えて尚之が入ってきた。



「何泣いてんだよ。どこか痛いのか?」



心配そうに繭美の肩を抱く。



繭美が首を振る。



「赤ちゃんが…無事で…良かった…」



ひくっと繭美がしゃくりあげた。



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