イチバンボシ
「愛琉ッ!一緒に帰んない?」




そういったのは、颯介だった。




「うん!」




嬉しかった。




はじめての二人の帰り道。




ドキドキしたんだ。





それから、私たちは


人気のクレープ屋さんで
クレープを買って。





なんであのとき泣いてたのかとか私がずっと待ってたこととか
色々話した。





颯介が、家まで送るって
いってくれて、その言葉に
甘えて、送ってもらった。





最後に。




「メルアドとケー番。教えて?」




って言われたから。






喜んで、教えた。
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