イチバンボシ
「もぅさぁ。入学して何ヵ月?」


「だってぇ・・・」





子供みたいな、鈴亜。





女のあたしでも、かわいいと思う





「何回目ぇ?」







「うーん。何回目だろー笑」






とぼけるなぁぁぁ。





私は、心のなかで叫んだ。






「あのさぁ。鈴亜が1回でも自分で宿題やってきたことある?」






「なぃ。。。」



実際、鈴亜は中学ん時から
頭がいい方ではない。





常に、下から数えた方が
早い順位だったから。






それでも、鈴亜は
私と同じ高校に入るために
勉強を頑張ってくれた。







「お願いッッッ!!」





顔の前で手を会わせる鈴亜。










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