『短編』枯れ葉のように…〜あなたにいて欲しい〜
その後ろ姿を見送った新山は、階段とは反対側のガードレールへ歩いて行った。

ここからでも、境内から程ではないが、町を見下ろす事ができるのだ。

『………だから、村中神社前に、すぐ来い(-_-)』

「……よし、送信。」

新山は、携帯でメールを送ると、間もなく夕暮れになる町を眺めた。
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