『短編』枯れ葉のように…〜あなたにいて欲しい〜
「そぅ。めぐちゃんったら、ちっとも出てくれないんだから…参ったよ。」

「なんで…、寿晴君の携帯でかけてくれなかったの?」

「………、壊しちゃって…。」

「壊したぁ!?」

「ああ、興奮して握り潰したぁ…。」

「えっ〜!?握り潰したって…何があったのぉ?」

「それが…原因なんだ。1年以上帰って来なかったのも…。そしてめぐちゃんに許しをもらいたくて…直接来たのも…。」
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