『短編』枯れ葉のように…〜あなたにいて欲しい〜
溢れる涙
「すばっち…去年のゴールデンウイーク以来、帰って来ていないんだよね?」
帰り道、歩きながら新山は尋ねた。
「うん…。2年生になってからは一度も…。でも、毎日メールか電話はくれていたのにな…。」
めぐは答えながら、また胸の奥から熱いものが込み上げてくるのを感じた。
その時、新山は何か物音が聞こえたような気がして、後ろを振り向いた。
そんな新山を見て、平常心に戻り始めためぐみが、
「遥…!?何?」
と、尋ねながら自らも振り返った。
帰り道、歩きながら新山は尋ねた。
「うん…。2年生になってからは一度も…。でも、毎日メールか電話はくれていたのにな…。」
めぐは答えながら、また胸の奥から熱いものが込み上げてくるのを感じた。
その時、新山は何か物音が聞こえたような気がして、後ろを振り向いた。
そんな新山を見て、平常心に戻り始めためぐみが、
「遥…!?何?」
と、尋ねながら自らも振り返った。