暴走族と4才児!~番外編~
その日の夜…―。


千暁は、こっそりと理央奈が寝ている部屋へと入りました。


理央奈はすやすやと眠っていて、千暁には気付いていません。


千暁は、理央奈の寝顔をそっと眺めます。


「はぁ…、理央奈。俺がなんかしたなら謝るから……」


そう呟いて、理央奈の髪をそっと撫でます。


「ん……」


「…っ、あ…悪い、起こしたか?」


「………………っ」


と、みるみるうちに、理央奈の目に溢れんばかりの涙が溜まっていきます。


「うおっ?!ど、どうした理央奈!!」


「う~~~、ちいにぃのバカァ!!」


「なっ…」


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