カクテル~Parfait Amour~
朝になり、俺は妃緒の会社に電話をして、ことの顛末を話した。
そして、あることを決意した。
昼過ぎに目覚めた妃緒は、いつもの妃緒にもどっていた。
ポトフを温め、トレーにのせてベッドに運んで一緒に食べた。
「妃緒、朝俺から妃緒の会社に電話をしたよ。
それでね、合併での人員整理のため解雇、っていう形をとるって。
やっぱり、妃緒の病気を合併先の責任者がいい顔しなかったって。
解雇ならすぐに失業保険もおりるし、妃緒みたいな場合は半年近くまでお金がおりるみたいだよ。」
妃緒は納得したようだった。
「それで、今日の夕方でも明日でも、荷物をとりにきてほしいって。
あとは有給休暇を使って、今月いっぱいは在職っていう形にするからって。
理解のある社長さんでよかったね。」
「高裕さん、ありがとう。
社長も昔、安定剤が離せなかった時期があるって教えてくれた。
私もう大丈夫だから、今日荷物とりに行けるよ。
でも、これからどうしよう…」
俺は決意したことを妃緒に告げる。
そして、あることを決意した。
昼過ぎに目覚めた妃緒は、いつもの妃緒にもどっていた。
ポトフを温め、トレーにのせてベッドに運んで一緒に食べた。
「妃緒、朝俺から妃緒の会社に電話をしたよ。
それでね、合併での人員整理のため解雇、っていう形をとるって。
やっぱり、妃緒の病気を合併先の責任者がいい顔しなかったって。
解雇ならすぐに失業保険もおりるし、妃緒みたいな場合は半年近くまでお金がおりるみたいだよ。」
妃緒は納得したようだった。
「それで、今日の夕方でも明日でも、荷物をとりにきてほしいって。
あとは有給休暇を使って、今月いっぱいは在職っていう形にするからって。
理解のある社長さんでよかったね。」
「高裕さん、ありがとう。
社長も昔、安定剤が離せなかった時期があるって教えてくれた。
私もう大丈夫だから、今日荷物とりに行けるよ。
でも、これからどうしよう…」
俺は決意したことを妃緒に告げる。