カクテル~Parfait Amour~
「一緒に暮らそう。
一部屋は仕事に使っているから少しせまいかもしれないけど、俺以外の人間がここに来ることはめったにないから。
贅沢はできないけど、妃緒と二人分の生活費ぐらいは心配ない。
元気になったらまた、少しずつ仕事をしてもいいし、主婦でいてくれてもいい。俺は家のことは掃除くらいしかできないからね。」
「いいの、ずっとここにいても?」
「ずっと一緒にいよう。」
トレーを片付け、信じられないといった顔をしている妃緒を抱き締めた。
「それから、もうあの病院に行くのやめなよ。
もう、何にも無理するのをやめな。
俺が妃緒の薬にも医者にもなるから。
もし本当に薬がないとツラいなら、もっといい病院を探してあげる。
それに、知り合いに聞いたけど、今はどこの病院でもちょっとした安定剤や睡眠薬ぐらいだしてくれるみたいだから。
何があっても、俺は一緒にいるから、心配いらないよ。」
一部屋は仕事に使っているから少しせまいかもしれないけど、俺以外の人間がここに来ることはめったにないから。
贅沢はできないけど、妃緒と二人分の生活費ぐらいは心配ない。
元気になったらまた、少しずつ仕事をしてもいいし、主婦でいてくれてもいい。俺は家のことは掃除くらいしかできないからね。」
「いいの、ずっとここにいても?」
「ずっと一緒にいよう。」
トレーを片付け、信じられないといった顔をしている妃緒を抱き締めた。
「それから、もうあの病院に行くのやめなよ。
もう、何にも無理するのをやめな。
俺が妃緒の薬にも医者にもなるから。
もし本当に薬がないとツラいなら、もっといい病院を探してあげる。
それに、知り合いに聞いたけど、今はどこの病院でもちょっとした安定剤や睡眠薬ぐらいだしてくれるみたいだから。
何があっても、俺は一緒にいるから、心配いらないよ。」