カクテル~Parfait Amour~
妃緒は半分ぐらい飲むと、炭酸の泡をみつめてつぶやいた。
「紅茶ってすごいよね。
いろんなフルーツとか、キャラメルとかバニラとかの香りがついてもちゃんと紅茶だもの。
ミルクにも炭酸にも合うし、お酒にまでなれる。
私もそんな人になりたい。
人の妻になるって、そういうことでしょう…?」
大好きな人との結婚であっても、いや、だからこそ、考えることが尽きないのだろう。
一度考え始めるととことん悩むのが妃緒だ。
「紅茶ってすごいよね。
いろんなフルーツとか、キャラメルとかバニラとかの香りがついてもちゃんと紅茶だもの。
ミルクにも炭酸にも合うし、お酒にまでなれる。
私もそんな人になりたい。
人の妻になるって、そういうことでしょう…?」
大好きな人との結婚であっても、いや、だからこそ、考えることが尽きないのだろう。
一度考え始めるととことん悩むのが妃緒だ。