カクテル~Parfait Amour~
「少し疲れているみたい。もう少し眠ってもいい?」
横になるより楽だと言うので、ぼくは背中にクッションを当てて角度を調節し、胸の中に彼女の体をもたれさせた。
「あなたの腕の中が、一番安心するの。
ずっと、こうしていたいな。」
「ずっと抱き締めているから大丈夫だよ。」
少しの間まどろんでいた彼女が顔をあげて、ぼくの顔をじっと見詰める。
「ありがとう。私、すごく幸せでした。」
ぼくが微笑みかえすと、彼女はそのまま、覚めることのない眠りについた。
横になるより楽だと言うので、ぼくは背中にクッションを当てて角度を調節し、胸の中に彼女の体をもたれさせた。
「あなたの腕の中が、一番安心するの。
ずっと、こうしていたいな。」
「ずっと抱き締めているから大丈夫だよ。」
少しの間まどろんでいた彼女が顔をあげて、ぼくの顔をじっと見詰める。
「ありがとう。私、すごく幸せでした。」
ぼくが微笑みかえすと、彼女はそのまま、覚めることのない眠りについた。