夜風に吹かれて
「いいでしょ風季?じゃあ、憂海さんそういうことなんで....」

「まっ待ってよ莉乃!私は牢になんか入りたくない!」

「いいじゃない別に!面会くらいはできるんでしょ?」

「でっでも....」


「残念だな、莉乃。二人の了解が得られないならダメだ。交渉決裂というとこか。あきらめな。」

憂海さんが言った。


「....わかった。」

そのとき莉乃はすこし顔をしかめてこめかみをおさえた

得に誰もその行動はきにしていなかった


「おい莉乃、お前....友達を裏切るのはヒドいんじゃないか!?」

「わかってるよ!熱くなっちゃっただけ!ゴメン。ごめんなさい。」

湊でも怒ることあるんだ。


なんか少し嬉しかった。




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