天使が落としていった羽〜ラブレターと羽ペン〜
「君、名前は??」
俺は、女の子に名前を聞いた。
「私?私の名前は……琥珀。琥珀といいます。」
”琥珀”。
俺は、女の子の顔立ちに名前がピッタリだと思った。
「琥珀、か……。俺は、翔太。上野翔太って言うから。」
俺は琥珀に自分の名前を言った。
「翔太………。いい名前……。」
琥珀はそう言うと、優しく微笑む。
彼女が微笑む姿は、直視出来ないくらいキレイだ。