好き すき スキ
なんとか授業前に教え終わり

授業は先へ進み

ややこしい応用編を解説していた。

意味の解らない授業を受け終わり

先生に宿題を提出しに行った。

『中野さん宿題できた??』

「あっはい、なんとか。」

『そっか、なら良かったわ。
今週の所は難しいから
わかんなかったら前に戻ってや』

「は-い」

『ほな、
今日はもう良いよ。また来週』

「ありがとうございました」

微妙な関西弁の先生から解放され
教室に戻った。

私の目に
加奈が男の子と2人で楽しそうに話しているのが見えた。

-加奈って女子高だよな…
あの男の子誰だろう…-

考えた結果
時たま女の子の輪に1人だけ混ざっていた男の子だと解った。

-女好きなのかな?
あんまし関わらないようにしとこう-

そう思って黙々と帰る支度をし始めた。

『あぁ憂帰るの?』

「うん、先生のとこ宿題だしたし」

『あっ私だしてないや
憂待ってて。今出してくる』

「解った」

そう言うと加奈は教室を出ていった。
教室には残された私と男の子しかいなかった。

『加奈ちゃんとは友達なの?』

男の子が口を開く

「はい。いつも一緒にいます。」

『学校どこ?』

「東高校です。」

『共学?』

「そうです。」

いやいや答える私。
早く加奈帰ってこないかな…。

< 8 / 8 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

青空の下で
郁実/著

総文字数/1

恋愛(その他)1ページ

表紙を見る
*同じ青空の下*
郁実/著

総文字数/3,007

恋愛(その他)14ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop