タイトル未定
プロローグ
分かってるつもりだった。
世の中には、こんな関係が正当化されたりはしないんだ……って事。
彼の腕に抱き締められる度に、私は私に何度も言い聞かせていたのに。
私は――最後の最後で、何かを間違えてしまったらしい。
そして、社会人わずか2年目の私の人生は、180度近く回転してしまった。

本当の気持ちを見失うのと同時に……。


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