涙空
テーブルに朝ご飯が並べられた。


お兄ちゃんはまだ寝てるみたいだし、お父さんはいつも早いから


テーブルにある朝ご飯はあたしの分だけだ。


「いただきます」


あたしは食べ始める。


すると、お兄ちゃんがリビングに来た。


「あれ?空早!!」


あたしはにっこりしてまた食べ続けた。
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