俺様天使とのキスまであと指輪一個分。
「ぶっ! 俺様に何をする! 俺様を誰だと…」
「誰なのよ!」
「相手に名を尋ねるときは、先に自分の名を名乗るのが礼儀ってもんだろ?」
上から目線の彼に、蒼はいらっとして顔を赤らめた。
「…峰崎蒼…ですけど…」
「俺様は、グレイス・アルフレン・レヌアーヌス三世だ。よく覚えておけ」
「……………フレン?」
「………お前、ちゃんと聞いてたか?」
「私…カタカナ苦手で……フレン…じゃ、駄目?」
「誰なのよ!」
「相手に名を尋ねるときは、先に自分の名を名乗るのが礼儀ってもんだろ?」
上から目線の彼に、蒼はいらっとして顔を赤らめた。
「…峰崎蒼…ですけど…」
「俺様は、グレイス・アルフレン・レヌアーヌス三世だ。よく覚えておけ」
「……………フレン?」
「………お前、ちゃんと聞いてたか?」
「私…カタカナ苦手で……フレン…じゃ、駄目?」