俺様天使とのキスまであと指輪一個分。
「俺様の国を助けろ。そして――」
「ちょ待て待て待て待てえーい!」
蒼が慌ててフレンの言葉を遮って、もう一度、先ほどのセリフを思い返す。
「忠実な、下僕?」
「光栄だろ?」
「そんなわけないだろ! そんなの聞いてねーし!」
「聞く前に指輪をはめたのは蒼のほうだろ?」
「うっ…それはそうだけど…」
蒼は唸りながら頭を抱えた。
「ちょ待て待て待て待てえーい!」
蒼が慌ててフレンの言葉を遮って、もう一度、先ほどのセリフを思い返す。
「忠実な、下僕?」
「光栄だろ?」
「そんなわけないだろ! そんなの聞いてねーし!」
「聞く前に指輪をはめたのは蒼のほうだろ?」
「うっ…それはそうだけど…」
蒼は唸りながら頭を抱えた。