私の記憶が戻るまで…

「優くんと同じ部屋なのか?」

お父さんが私に聞く。

「うん、そうだよ~。話し相手になってくれてるの」

「…そうか。あいつも男だからな。気を付けろよ?」

…と、お父さんは冗談っぽく言ったけど、顔が笑ってない。

冗談が冗談に聞こえないよ…汗

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