私の記憶が戻るまで…

「だっ、大丈夫だよ!優はただの友達だし…。」

「…友達?いや、優くんは歩美の……やっぱりなんでもない。」

お父さんはそう言いかけてやめた。

…ちょっと、気になるんだけど。

「私の、何?」

「……記憶が戻ったら、分かる」
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