私の記憶が戻るまで…

そうだ。あのとき、歩道橋のとこに優と慎がいて…
慎が優のこと、突き落としたんだ…。

そっか。それがショックで部分的な記憶喪失に…。

「慎、私全部思い出した。慎は、私の彼氏なんかじゃなかった。
ただの幼なじみ…。
なんで?私の彼氏は、優だったの?」

私は、優のことを好きになったんじゃない。


好きだったんだ…前から。

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