私の記憶が戻るまで…

「別れないよ。だって最初から付き合ってないから。
慎、おかしい。
別に天罰とか頼んでない。
私は優のことが好きだったし、
好きなの!!」

私が言った。

慎がそんなことするなんて…

慎は、家が隣で年も一緒だから、昔からすごく仲が良かった。

胸の中がモヤモヤして、
涙が溢れた。

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