私の記憶が戻るまで…

「えっ…歩美」

慎が驚いた顔をした。

―――…そういえば私、今結構恥ずかしいこと言った…?

自分の顔がみるみる赤くなるのが分かった。

「…ごめん、頭に血ぃ昇ってたわ。っていうか歩美、今…」

あーもう言わないでよ~
は、恥ずかしい……

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