私の記憶が戻るまで…

「歩美~。一昨日ぶりだな。元気にしてたか?寂しくなかったか?」

「…お父さん」

と、隣にはお母さん。

「そうそう、歩美にプレゼントがあるんだ。」

お父さんはそう言い、私にラッピングされた袋を渡してきた。

…何かな、プレゼントって。

リボンを取って、袋を開けると、中には可愛いブランケットが入っていた。

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