嘘とメールと夏休み
秀吾たちから5、6件、飯田から1件、そして見たことのないメールアドレスから1件。
秀吾たちのは、やはり告白の結果についてだった。
飯田からメールしようというもの。
そして、もう1件は
『鮫島です。登録お願いします。』
という至ってシンプルなもの。
「って、え!?鮫島!?」
つい、大きな声を出してしまった。隣の部屋からは姉のうるさいとの声。
え、てかなんでメアドしってんの?
『登録完了です^ω^』
なんて素気ない返信をして、彼女からの返信を待った。
今日は返信は来ず、それだけだった。